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Tuesday, September 05, 2006

neighbor

いろいろとこのブログに書きたいことがあったのだけど、整理がつかなくて書けなかった。
未整理のままでもいいから、書こうかな。
過去にさかのぼって、いろいろと書こう。
と思っていたところでショックなことがあった。
2−3日前からうちのアパートの隣の部屋のドアがスティッカーで封印されている。
よくレストランやお店がつぶれたとき、裁判所からの差し押さえで封印されることがある。
この部屋の住人は部屋代が払えなくてしめだされたのかな、と思った。
ここは最上階で、隣は東の端の部屋。
この住人はユダヤ人のおじいさんだ、いつも白いシャツ、黒いスーツに黒い帽子という、もろにジューイッシュのいでたちで、(ユダヤ人だが黒人で、長いひげをはやしていた。)アパートの入り口に立っていることが多かった。
小柄でやせていて、顔を会わせると必ず「hello, my friend. Are you OK?」と聞いてくる。
「OK」と答えると「Good. good.」とうれしそうに力強く握手をしてきた。それが毎回だった。
このアパートに住んで2年くらいになるが、はじめの1年くらいは彼が隣の住人とは知らなかった。
いつも1階の入り口で会っていたから。
うちの部屋の壁を通してときどきテレビの音が小さく聞こえてくることがあったが、誰が住んでるか知らなかった。
ある日、出かけるときに顔を合わせて、彼が隣人と知った。
そのときも、急いでいるのに握手をさせられた。
そうか追い出されたか、と思いながら、そのスティッカーを見るとなんかおかしい。
裁判所じゃない。NYPD。ポリスだ。
なんか嫌な予感がしていた。
で、今日、アパートの階段を掃除していた管理人に聞いてみた。
『He is dead.』
やっぱり。
なんかそんな気がしていた。
いつ死体を運び出したかしらないが、一応、現場保存のため、ポリスがドアを封印したわけだ。
ショックだったのは、死亡推定が1ヶ月前だということ。
あの暑かった時期に亡くなったのだろうか?
いずれにしても、1ヶ月間、誰にも発見されなかったわけだ。
そして、おいらが彼と一番近いところに住んでいたということ。
壁一枚へだてた隣の部屋に死体があって、1ヶ月知らずに暮らしていたということ。
1ヶ月前はおいらも忙しくて、深夜に帰ってきて寝るだけだった。
エアコンが故障していて暑いので、自分自身まいっていた。
別に悪臭もしなかったので、まるで気がつかなかった。
話によると彼はこのアパートに15年住んでいたそうだ。
簡単に言ってしまえば、一人暮らしの老人の孤独死ということだけれど。
なんか、明日は我が身という気がして、しずんでいます。
彼が死ぬとき、壁をへだてているとはいえ、おいらが、世界で一番、彼に近いところにいたかもしれないんだね。
冥福を祈ります。
あ、そういば、彼の名前しらない。

Comments:
悲しい出来事ですね。
今、日本でも多いようです。

何年か前に、
知人が管理しているアパートでも
やはり、そういうことがあったそうです。
「どうして、声をかけなかったのだろう。。。」
と知人は自分自身を責め、
かなり落ち込んでいました。
でも、仕方がないことですよね。

そのジューイッシュのおじさんは
人柄がとてもよさそうなので、
きっと安らかに眠りにつかれたのではないでしょうか。
 
東京でもしばしニュースになるけど、
知人で隣となると考えてしまいますね。
日本は高齢化社会まっしぐらだから、
きっとこのような事件が増えるだろうけど、
田舎ではきっとありえない事。
ゆるいコミニケーションが救ってる。

典型的な都市部の問題なんでしょうね。
 
このアパートはチャイニーズの家族が多くて、都会ではめずらしく、下町情緒たっぷりでね。
昼間は入り口のドアは開いてるし、夕方もそれぞれのドアが開きっぱなしにして、丸見えです。夕食をつくっていたり、おばちゃんたちが麻雀をしていたり、大声で夫婦げんかしてたりとか、長屋のようなアパートです。
言葉の問題もあって、あまり話すことはないのだけど、一応顔見知りということで、お互い、あいさつくらいはしてるわけ。
でも、一度ドアを閉めたら、そこからはプライベートで、なにが起きてるかわからないんだよね。
 
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