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Wednesday, May 10, 2006

the sun


オーダーしていたDVDがイギリスから届いた。
ソクーロフというロシアの監督の作品。
終戦前後の昭和天皇を描いた「the Sun」。
この監督の3部作の3作目だ。
前の2作はヒトラーとレーニンを描いているそうだ。
昭和天皇はイッセー尾形。
皇后は桃井かおり。
侍従長が佐野史郎というキャスト。
淡い画像で、話は淡々と進んで行く。
ほのぼのとしたギャグがところどころにあり、笑わせる。
アドリブっぽいシーンもいっぱいある。
役者たちの演技がとてもいい。
もちろん全部フィクションだ。
だって皇居内での天皇の会話や行動なんて、だれも知らないわけだから。
でも、とても監督の優しい視線を感じる。
昭和天皇を食事に招いたマッカーサーが、天皇を残して部屋を出る。
ひとり残された昭和天皇の行動をマッカーサーがそっとのぞいて微笑むシーンがある。
あの視線じゃないかな、と思った。
いろいろな理由で、日本ではとても作れない映画なのだけど。
ロシア人である監督にやられた!という感じだ。
神であった天皇が人間宣言したわけだが、監督は本当に彼をひとりの人間として描いている。
もし日本人が同じテーマで映画をつくったとしても、もっと重く。政治的な映画しかつくれなかったろう。
微笑ましい、やさしい映画だ。

Comments:
ぜひぜひ見てみたい!!です。
良ければDVDやいてください。m(_ _)m ペコ。
 
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